妊活コラム

10組に1組の夫婦が悩んでいる!不妊の実情とは?

不妊とは?

「不妊」という言葉をよく耳にしますが、そもそも「不妊」とはどのような状態のことを指すのかご存知でしょうか?健全な性交渉のできる男性と女性が、一定期間セックスし続けても妊娠しない状態を「不妊」といいます。日本産科婦人科学会では、「1年間妊娠しなければ不妊である」と定義しています。

10組に1組の夫婦が不妊で悩んでいる

不妊で悩んでいる夫婦の数をご存知でしょうか?それは10組に1組!想像以上に多い人数ですよね。

不妊に悩む夫婦が増えているのは、女性の婚期の遅れが原因?

不妊のカップルが増えている要因の一つに、「婚期の遅れている女性が多い」という背景があります。一昔前の夫婦は、男性が外に働きに出て、女性が家で家事をするスタイルが当たり前でした。

ところが、現代の女性は独身でバリバリ働いているケースも多いため 、婚期が遅れてしまう場合も多いのです。年齢を重ねるとともに妊娠力は低下していきますから、少し遅めに結婚した女性は、不妊に悩まされる傾向が強いといわれています。

妊活に必要な行動とは?

不妊治療も含め、妊娠を実現させるための活動を「妊活」といいます。では、妊活を上手に進めていくためには、まず何をすべきなのでしょうか。

妊活サプリメント

妊活をスムーズに進めるためには、妊活サプリメントが必須です。妊活サプリメントには妊娠力を高める栄養がたっぷり含まれています。栄養の摂取は食べ物からでも可能ですが、忙しく働いていると食べ物を選んでいる暇がないため、妊活サプリメントが推奨されているのです。

規則正しい節制した生活

節制した生活とは、食生活の改善、睡眠時間の確保、運動習慣、ストレス解消、禁酒、禁煙といった、健康的な暮らしのことを指します。乱れた生活を送っていると、若い女性でも卵子が老化していくスピードが高まるのでおすすめできません。そのため、本格的な妊活に励む女性の中には、休職してでも規則正しいリズムを取り戻そうとする人もいます。

闇雲なセックスはバツ

焦って妊娠を実現させようとする夫婦は 闇雲にセックスの回数を増やしてしまいがちです。しかし、それはおすすめできません。セックスの回数を増やしても妊娠できないと、モチベーションの低下につながってしまいます。効率の良い子作りをするためには、排卵日を予測してセックスする必要があるのです。これを「タイミング法」といいます。

タイミング法を導入すれば、少ない回数のセックスでも妊娠できる確率は上がります。確実にタイミングを取りたい場合は、産婦人科で定期的な検査と指導を受けるようにしましょう。

妊活している人に朗報!不妊治療の保険がスタート

妊活に励んでいる人は、あらゆる不妊治療にチャレンジしています。例えば、タイミング法、体外受精、人工授精など。不妊治療は決して安いものではありません。1回のチャレンジで成功するわけではないので、高額になってしまいがちです。その結果、長続きせずリタイアしてしまう夫婦も続出しています。

しかし、そんな夫婦に朗報です!2016年10月2日から、不妊治療の保険がスタートしました。これは保険業界初の試みです。日本生命保険の商品なので、その信頼感の高さでも注目を集めています。

不妊治療に必要な費用はどのくらい?

体外受精や人工授精といった高度な不妊治療は、一回あたり30万円はします。取り組む期間は平均でも2年間。長ければ5年くらいかかる夫婦もいます。したがって、トータルで150万円以上はかかる計算になるでしょう。これを全て自己負担するのは大変ですから、長期的に不妊治療を続けていく予定の夫婦は、保険の活用を真剣に検討した方が良いかもしれません。