芸能人の影響もあって広く知られるようになった妊活
「妊活」という言葉をよく耳にするようになりました。これは、女性芸能人が妊活のために仕事を休むニュースが広まった影響も大きいと思われます。これまで妊娠にあまり関心のなかった男性でも、「妊活」という言葉を知っている人が増えてきたようです。
そもそも妊活って?
ここで改めて妊活とは何かについて、確認してみましょう。妊活とは、なかなか妊娠に恵まれない女性が妊娠するために取り組む活動のことです。本人の健康状態や卵子の問題が原因で不妊になる場合もあれば、流産が癖になって不妊になっているなど、その理由は様々なものがあります。
妊活に励む女性は30代後半から40代が多い
真剣に妊活に取り組む女性は30代後半から40代が多いといわれています。この年齢になるまで一度も子供を産んだことがない女性もかなり多いのです。その理由の一つとして、女性も活躍して働ける時代が訪れたからという説があります。
現在は男顔負けの仕事振りを発揮する女性も多いため、結婚よりも仕事を優先させる人が多いのです。そのため、結婚した時には30代後半で、妊娠しにくい体になっている女性が増えてきています。
妊活に協力的な職場が増えている日本
本格的に妊活に取り組むとなれば、仕事を休む必要が出てきます。一昔前は、女性は1度職場を離れてしまうと復帰するのが難しかったのですが、今は妊活に協力的な職場が増えています。したがって、キャリアを気にして結婚に二の足を踏んでいる女性は、妊活に協力的な職場に就職・転職した方が良いかもしれません。
妊活は自宅でもチャレンジできる
妊活といえば、病院で受ける体外受精などをイメージする人も多いのですが、自宅でチャレンジできることもたくさんあります。今回は、その一部を紹介したいと思います。
十分な睡眠
睡眠は身体の疲れやストレスをリセットしてくれる大切なものです。質の良い睡眠が取れれば女性ホルモンの分泌が安定するので、健康的な卵子が育ちやすくなります。忙しい生活の中でも早寝早起きをなるべく意識してみてください。どうしても短い睡眠時間しか取れない場合は、耳栓やアイマスクをつけて睡眠の質を上げるのがおすすめです。
冷えを克服する
冷え性の女性は高い確率で妊娠しにくいといわれています。身体が冷えやすい女性は血行も悪くなっており、卵子に栄養が届きにくい状態になっているのです。妊活を頑張った結果、妊娠に結びついたとしても、冷え性を抱えていると赤ちゃんに十分な栄養を届けられない可能性もありますから注意しましょう。
ファッションに気を配ったり、適度に運動をしたり、身体を冷やさないものを食べるなど、身体を温めることを意識してみてください。
ストレスの排除
ストレスは妊活に大きな影響を及ぼします。ストレスを溜めやすい女性は女性ホルモンのバランスが乱れるため、卵子の形成に影響が出てくるのです。また、ストレスを抱えた状態で妊娠すると、赤ちゃんの障害に関わってくる可能性もあるといわれています。
特に気をつけたいのは、妊活そのものによるストレスです。妊活に気合を入れたい気持ちはわかりますが、マイペースに取り組む姿勢も大切です。
妊活サプリメントを飲む
最も簡単で効果的なのは妊活サプリメントを飲むことです。妊活サプリメントは食べ物から摂取するのが難しい栄養を一口で取り入れられるので、全ての女性におすすめ。妊活の食べ物への知識がなかったり、ゆっくり食事できる時間がない女性は絶対に取り入れましょう。
しかも、妊娠する前から妊活サプリをしっかり摂取していれば、赤ちゃんの障害リスク回避にもつながります。そのため、赤ちゃんの将来を考えた上でも妊活サプリは欠かすことができないアイテムなのです。