食生活を改善させて妊娠しやすい身体をつくりましょう
妊娠を実現させるための活動や行動を「妊活」といいます。妊活には、タイミング法や体外受精など、様々な方法が存在します。しかし、そのすべてを同時進行させるのは難しいことが多いです。ですから、まずは手軽にスタートできる「食生活の改善」を行ってみましょう。
食生活に気をつければ妊娠しやすい身体にいち早く近づくことができるのです。3食きちんと食べていなかったり、偏った食べ物しか食べていない人は見直さなければなりません。
妊活に定評のある食べ物とは?
では、妊活に定評のある食べ物を具体的に紹介していきましょう。特別な食材は一切ありません。身近なスーパーマーケットで購入できるので、ぜひ食べてみてください。
体温上昇によい食べ物
女性は冷え性が多いため、体温が下がりがちです。しかし、体温が低いと妊娠しにくいので改善する必要があります。次に紹介する食べ物は血流促進に定評があるので、食べることで体温を上げやすくなります。
- 生姜
- ネギ
- 青じそ
- 唐辛子
- かぼちゃ
- レンコン
- さくらんぼ
- イカ
- タコ
- ブドウ
これらの食べ物は、薬味にしたりデザートとして食卓に並べるのがおすすめ。飽きずに食べ続けられるはずです。
血流促進によい食べ物
続いて紹介するのは、血行を促進させてくれる食べ物です。血行を促進させれば卵子に栄養が行き渡りやすくなるので、健康な赤ちゃんを授かりやすくなります。
- 人参
- トマト
- パプリカ
- 鮭
- マグロ
- 唐辛子
などがおすすめの食べ物です。いずれも赤みのある食べ物ですよね。
卵子の老化防止によい食べ物
不妊に悩む女性は高年齢であることが多く、卵子の老化によって不妊に陥っているケースも少なくありません。しかし、若々しい卵子を保つことができれば、年齢を重ねても健全な妊娠を実現させることができるのです。
ポリフェノール
緑茶、チョコレート、ココアなどから摂取することができます。おやつは、チョコレートを積極的に食べましょう。
カロテン
ほうれん草、かぼちゃなどから摂取できます。緑黄色野菜に多く含まれる栄養素です。
卵子と精子の健康によい食べ物
卵子と精子の健康のためには、絶対に摂取しなければならない栄養素があります。それは葉酸です。葉酸が不足している卵子と精子が受精した場合、赤ちゃんが神経系の障害を抱えて生まれてくるリスクが高まります。ですから、妊娠する数ヶ月前から意識的に摂取しなければならないのです。葉酸を多く含んでいる食べ物は
- 枝豆
- 豆乳
- 納豆
- アスパラガス
- ほうれん草
- サラダ菜
などとなっています。しかし、これらの食材を食べるときは火を通してはいけません。火を通すと葉酸が半減してしまいます。したがって、確実に葉酸を摂取したいのであれば、妊活サプリメントの活用がおすすめです。
妊活サプリメントなら必要量の葉酸をしっかりと摂取することができます。 妊活サプリメントはそこまで高いものではありませんし、1つ持っていれば持ち運びもできるので便利です。妊活サプリメントはネットで購入したり、産婦人科で処方してもらってください。
ホルモンバランスの維持に
妊娠には、女性ホルモンが大きく関係してきます。肌荒れしやすかったり、生理不順を起こしやすい女性は、ホルモンバランスが乱れやすい体質である可能性も。そのままでは、なかなか妊娠できないかもしれませんから、心当たりのある女性は次の栄養や食べ物を意識してください。
ビタミンE
うなぎ、エビをはじめとした魚介類、唐辛子や抹茶、アーモンドなどから取り入れるのがおすすめです。
亜鉛
亜鉛は、牡蠣やうなぎをはじめとした魚介類全般、レバーや牛もも肉、ナッツや大豆製品全般、こんぶやひじきなどの海藻類、黒豆や黒ごまなどから摂取できます。